2007年06月18日

《補記:戦術の違いとして…》

******************************


《このタイミングで?…米紙に「慰安婦強制性否定」の全面広告》のコメント欄に頂いたご意見に対して補記を兼ねて別途エントリーとしてアップしたエントリーです。


つまり、この将官より多くの収入を得ている部分は強制された性奴隷との主張にかなりの違和感を与えるので、入れてよかったと言いたい。



確かに、「奴隷」が売買の対象であり、゛基本的に無報酬゛と考えている人には、粗雑ではありますが解り易い説明であると思います。

然しながら、議論の前提である「奴隷」の定義自体が慰安婦を「性奴隷」と位置付けている人達は、定義が特殊な為に食い違っていますから、有効な反論とは成り得ないと考えられます。

少し乱暴ですが簡単に要約すれば…
現在認識されている「人権」の概念が認められていない状態を「奴隷」と看做して位置付けると謂う、極めて不当と言ってよい定義付けが為されています。
何しろ、過去の出来事を現在の価値観で裁く事が正しい事であると考えているようですから、法で言えば「遡及法」を是とする様なものと言えるでしょう。
この様な認識の人達に金銭授受があったと言っても効力は無いのではないでしょうか?
「性奴隷」に対して反論するのであれば、゛特殊な定義゛から細密に反駁しなければ一般的な考えの人達に対しても効力が薄いと思います。

と謂うのも、一般の米国人にとって慰安婦問題は重要問題ではありませんから…
違和感以上の疑義を持たせるのは困難であると思われます。
少し知識の有る人達でさえ、「性奴隷」の実態を調べ様とはせずに、慰安婦は被害者で日本は加害者として受け入れ認識しているのですから…

又、慰安婦とは、売春婦であった的な主張をしても…
偽善的言辞を好む欧米人には、如何に映るでしょうか?
返って、顰蹙を買い心証を悪くする虞はないでしょうか?
何より「正義の守護者」を自認し、不幸な弱者(と映っている慰安婦達)を救うヒーローに成りたがる米国人の賛同を得るのは困難な事であると思われるのですが。。。


この問題解決の方策として…
勿論、今までの様な謝罪のみの方策は、論外として…
日本の見解を主張すると謂う点では、賛同するものですが…
では、その重点を何処に置くか?と謂う点は、各人に拠って自ずと違って来ると思いますので…
切り口の大きく違う二案を以下に挙げます(勿論、他の切り口や方策を否定するものではありません)。

(1)個別具体的に「日本が何をしなかった」との反論を全面的に強調して主張

(2)「日本は、(他の戦後処理も含めて)如何に真摯に誠実に対処してきたか」等の日本の実績を強調して主張

私見としては、被害を訴える人達が感情に訴え、それが同情・憐憫を伴いながらも受け入れられている現状下では、(2)案の方がベターと考え意見を述べて来ました。


行き過ぎた人権の概念が修正され無い限り泥仕合の応酬となるでしょう。
歴史上の真偽を巡って泥仕合の応酬を続けるより、現状では政治的に解決すべきであると考えています。


日本も欧米のリベラル層を取り込み「北朝鮮の拉致・核糾弾キャンペーン」に誘導する位の戦略を展開して頂きたいと願うばかりです。。。


※蛇足ではありますが…
少なくとも敵国条項が撤廃され、旧連合国の意識が無くならない限り、大東亜戦争に於ける様々な日本側の主張が公に認められる事は難しい事だとも思っています。
旧敵が自国民の感情や自国の大儀だけでなく、対峙国の大儀をも尊重する歴史を語れる様に成るまでには、それ相応の時間が必要であると考えるからです。


******************************
******************************
posted by piovere at 16:47| Comment(0) | TrackBack(0) | なんだかなぁ〜〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/51774084
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック